第15回日本語による外国人のメッセージコンテスト
12月18日(日)、役場交流ホールで開催しました。アメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、ベトナム、中国、台湾の7か国・地域、10人の出場者がそれぞれのメッセージを日本語で発表しました。審査は、4人の審査員に加えて、聴衆全員で投票をして各賞を決めます。 今年は初めて、木津川台にある同志社インターナショナルスクール京都の11歳から13歳の児童生徒4人の参加がありました。『日本はとても便利でいい国だけれど、日本人は外国人とあまり話をしないので、間違いをしてもいいので、自信を持って、外国人と話す方がいいと思います。それができたら、日本はもっと便利な国になります。』などと大人に交じって、堂々と発表してくれました。 <審査結果> 最優秀賞は、日本の若者の言葉の乱れを憂い、『言葉の乱れは文化の乱れ。丁寧語や尊敬語の大切さ、その言葉を発する日本人の持つ美しい心を考えてほしい』と発表したカマクシ・スレッシュさん(インド)の「私の日本留学生活‐日本の言葉から学んだそして学びたいこと」優秀賞は、ゾァン・ティ・ミン・タムさん(ベトナム)の「日本の不思議な職場の挨拶」と荘璦榕(台湾)さんの「日本人の相づち」が入賞しました。 審査を集計する間、精華町海外体験受給者で、北京に留学した垣尾和さん(同志社国際高等学校)の体験報告と精華西中学校国際交流部による「奈良市での外国人へのインタビュー」の発表がありました。それぞれの発表に対して、コンテストの発表者や、会場の人々からの質問やコメント等が活発に交わされ、密度の濃い国際理解ができました。