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第17回日本語による外国人のメッセージコンテスト

12月9日(日)、精華町役場交流ホールで、開催されました。アメリカ、イギリス、ベトナム、中国、韓国の5か国12人の出場者が、それぞれのメッセージを日本語で発表しました。今回から映像を使って発表してもいいことにしましたら、6人の方が映像を使って発表しました。機器の利用の方法も多技にわたり、音声をだすためにはスマホを使ったりと、観客に分かりやすく伝えたいという気持ちがよく伝わってきました。

母国と日本の文化の違いを 災害への対処の仕方、遠回しな言い方とダイレクトな言い方、スマホ、新幹線の愛称、メディアでの取り上げ方 玉ねぎでの例え方、漢字の意味などに焦点化したり、舞妓と芸妓の違いを詳しく調べたり、ドレミファソラシドの発音の違いに戸惑ったことなど、テーマが幅広く外国の方の様々な意見を聞くことができました。

昨年に引き続き、木津川台にある同志社インターナショナルスクール京都の生徒が5人参加。そのうち2人は3回目の出場となりました。観覧者の中には毎年参加されている方もおられ、スピーチの内容と日本語の上達ぶりに感心しておられました。

会場は100人を超す人々で会場は立ち見の方もおられ大変な熱気でした。

審査結果

最優秀賞は、「日本人は遠回しに話し、アメリカ人ははっきりと話す文化について」歴史の違いや体験を元にどちらにも長所があるので時と場合によって使い分けることで信頼関係が築けると話したアナ・ローフマンさん(アメリカ・14歳)が受賞しました。

優秀賞は「新幹線の愛称からのイメージや鉄道員の温かい対応から人と人を結んでいる鉄道が大好きになったことや、日本人はすべてのことを大事にしていること」をぬくもりのある口調で話したカ テンイツさん(中国)と「漢字について日本と中国の意味の違いや表現の違いはあるが、一衣帯水というように中国と日本が仲良く一緒に前に進むことを願う」と話した馬 春鵬さん(中国)が受賞しました。

審査を集計する間、青年海外協力隊として、ソロモン諸島で活動してきた益井博史さんの活動報告と カナダに留学した真鍋百合香さんの体験発表、木津南中学校チャレンジ部による英語劇「The Peach Boy」と精華西中学校国際交流部による「まんがで学んだ多文化共生」があり、はりつめていたコンテストの会場の雰囲気を和らげ盛り上げてくれました。

2人の方がホームスティを希望し、ファミリーとの充実した時間を過ごされたそうです。

10月の募集からスタートしたコンテストですが、多くの方々の支えにより密度の濃い国際理解と国際交流ができたと思います。

ある大学で受けた「多文化共生のためのクラス運営」という講義以上に勉強になりました。という感想を寄せられた方もおられました。

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